タイには虫下しの薬の種類は多いそうですが、私が見たことのあるお薬は当店に常に置かれている2種類だけです。
種類があっても結局この2種類があれば、後はメーカーの違いだけだからだとか。
【アルベンダゾール】
主に包虫症の治療に使われるとのこと。
子供時に感染することが多いそうですが、感染したからといってすぐに症状がでるわけではなく、何年も経ってから急に発熱したり蕁麻疹がでたり、肺咳や胸痛、更には喀血を引き起こしたりするそうです。
幼虫が腸壁から血管やリンパ管に進入して各臓器に移動して成長してから、虫に冒された臓器に問題が出てくる。。。
という恐ろしい話です。

1箱2錠(1回分)入り。1日2錠を朝晩3日間服用するのがお勧めらしく、お店では6箱ずつ輪ゴムでとめてあります。
【メベンダゾール】
この薬のパッケージには「ギョウチュウ、カイチュウに」と記載がありますが、日本では一般的に「鞭虫(べんちゅう)症の治療」に使われているようです。感染しても症状がみられない場合が多いそうですが、症状が出た場合は腹痛、食欲減退、下痢、腸からの出血、貧血などが見られるとのこと。

「日本では」1回1錠100mgを1日2回が処方量らしいのですが、こちらの錠剤は「500mg1錠を1回」となっています。
1回きりの服用、チュアブルタイプなので、噛み砕いてから飲み込みます。
人間への寄生虫について調べていて、「脳に到達したら。。。」などなどを読んでいましたらさすがに恐ろしくなりました。
最初に店頭でこの薬を見た時は、
「日本も昔々は学校では必ず蟯虫検査があったな」程度に思ったものでしたが、タイに住んでいる限り『他人ごとでもない』ということに気づきました(汗)
「生野菜サラダが好きです・・・」
野菜にも危険はありますが、魚介類も、特にタイには多い淡水系の危険率が高い。
「ソムタムも好きなんです」(大汗)
しかし幸い、「サイ プー(田んぼのカニを入れたもの)」は嫌いなのでリスクは軽減していると思います。
淡水のカニの生は更に寄生虫感染率が上がります!
現在でも日常的に購買客のあるこの“虫下し”
医者の処方ではなく薬局で買うなんて・・・タイ人は日常的に飲むのかをスタッフに聞いてみましたら、
「2年前に1度だけ飲んだことがある」(中華系)
「小さい頃に飲んだことがある」(中華系)
「子供の時にお母さんによく飲まされたけれど、大人になってから飲んだことはない」(イサーン)
などなど。
やはり家庭の食習慣によるのでしょうが、意外に飲んではいませんでした。
1年に1回病院で健康診断を受けられている方で検便をされている方であればちゃんと“そちらの検査”はされているわけですし、「それほど深刻になることではないのかも?」と思ってはみたものの。。。
。。。健康診断に行っても検便を受けていない人は。。。(私です

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2015.09.23 / Top↑
過去にご紹介させて頂いた
『お塩の石鹸』 ですが、
ありがたいことにリピーターの方が増えてきています。
普通サイズは90gで、溶けづらいし型崩れもしづらいので長持ちいたします。
長持ちするのでお客様がリピート購入されるのは時間がだいぶ経ってからなのですね。
自然な素材使用なので個人差もありますし、「合う」「合わない」もありますが、
基本的に「海に入っても大丈夫」な肌であれば問題はないと思います。
さて、今回は大変嬉しいお話を頂いたのでこちらで紹介させて頂きます。
こちらのお客様は 「塩石鹸が終わってしまってからすぐに買いに来れなかったので別の石鹸を使用していたのですが、また塩石鹸に戻しました。」というリピーターの方で、5歳くらいのお子様も一緒に使って下さっているとの事。
お子様の肌は発疹が出やすいそうです。
皮膚科の診断では“肌の乾燥”が原因で、治療として乾燥肌用の薬用クリームを処方されるのだそうです。
カサカサして発疹が出来るけれど痒い事もないらしいのですが、放っておいて酷くなると困りますからね。
そんなお子様の肌なのですが、塩石鹸の使用中は全く問題がないのだとの事でした。
その方曰く、「たぶんですが、塩石鹸で洗ったあとの肌は乾燥しすぎないのだと思います。」
家族経営的な業者さんが昔から石鹸を作る方法で天然素材を使用して作っている石鹸で、あれこれ科学的な検査結果などは全く存在しませんが、恐らく「肌のpHバランスを整える」作用があるのでしょう。
もしくは「整える」というより、「崩さない」「影響を与えない」という程度なのかもしれません。
pHというのは水素イオン濃度のことで、
通常弱酸性に保たれているところそのバランスが崩れると、
ニキビや乾燥、炎症などのトラブルを引き起こすらしいのです。
pHバランスが保たれて肌が弱酸性を保っていれば有害な雑菌がつきづらくなるそうです。
雑菌はアルカリ性の肌が好物なんですね

・・・確かに・・・
「怪我は海に入っていれば治る。殺菌してくれる。」と子供の頃に大人に言われたことがあったと思います。
もちろん、「汚れていない自然な海の水であれば」・・・の話だろうと思いますが。

2015.09.17 / Top↑
シミには種類があるそうで、そのひとつに「肝斑(かんぱん)」と呼ばれるものがあります。
両頬や額、下顎、上口唇又は鼻の下に、左右対称に出来る地図のような平たいシミで、紫外線による影響も大きな原因ですが、更年期やピル内服などによるホルモンのアンバランス、ストレスなどからくるものが多いそうです。
タイではレーザーで手軽にシミ治療もできますが、体質や肌の状態によってレーザーではよくならないこともあります。
日本の皮膚科における治療方法を調べてみました。
シミの治療として、レーザーやケミカルピーリング、ビタミンCといろいろありますが、そのシミが肝斑であった場合はレーザー治療は向かず投薬治療が好ましいとの事。
肝斑に働くお薬 「トラネキサム酸」
トラネキサム酸は色素沈着制御効果をもつ薬剤とのこと。
飲み薬もありますが、今回は外用商品のご紹介です。
通常、肌に塗る薬やクリームは皮膚を保護する角質層を通過するのが課題らしいのですが、トラネキサム酸はその保護壁の角質を通過してメラノサイトへ届くため、有効なのだそうです。
実はかなり以前から当店のお客様にサンプルを配ってお試し頂いていた商品があります。
Amera-EX アメラ-EX
お薬ではなく化粧品類のクリームではありますが、タイの製薬会社が販売を行っています。
シミ取りの薬としてはハイドロキノン、レチノイン酸、AHAなどのお薬が有名で、皮膚の表面を削るようにして再生を促すのがこの類の特徴です。肌が入れ代わる期間は当然顔のお肌がボロボロになりますので、いくら「きれいな肌が待っているから」と思っても、その間はやっぱり気になったり気持ちが暗くなったりしてしまうかと思います。
アメラを試用されたお客様からは、「サラッとしていて肌にのばしやすく、浸透しやすい。乳液みたい」というご意見を頂きました。
試供品は在庫がある限りお一人様に4本(5mlサイズ)を差し上げていますが、シミの治療には時間がかかるため、
試供品は「肌に合うかどうか」だけをお試し頂くもので、使用感が気にいったお客様には商品のご購入を頂いています。
当店ではメーカーから定期的にサンプルを配布されていますので、ご希望の方に差し上げています。
但し、「サンプルがあれば」 が前提なのでご了解くださいませ。

商品は30mlボトルですが、試供品(右側)は5ml入りなので4本1セットで差し上げています。
2015.09.14 / Top↑
最近社員の一人がバイクタクシーの転倒で怪我をしました。
幸い大きな怪我ではなく腕に擦り傷程度で、2週間も経過した今は傷自体は乾いています。
それでも当時は擦り傷も結構大きくて痛々しいものでした。
傷を治す際は傷口を乾燥させて早く治すものと思っていましたが、
乾燥させると傷跡が残りやすくなるらしく、乾燥をさせないように毎日大きめの、腐食布の絆創膏を貼っていました。
しっかり貼り付けた絆創膏を剥がすのって痛いですよね。
肌が弱い部位や大きな絆創膏を剥がすのは特に痛いと思います。
今回はそんな時に便利な商品をご紹介します。
オレンジの絆創膏剥がし液
Orange-Sol Skin Cleanser



15mlボトル、、、目薬程度のサイズです。
これを使うと絆創膏が楽にはがせるようで、病院などでも使用されているそうです。
<成分>
●スイートオレンジピールオイル
●ビターオレンジピールオイル
●ゴッコラ
●コレステロール
●ポリエチレングリコール 200
●硫酸ナトリウム・ラウリル・エーテル
●グリセリン
●イミダゾリジニル尿素
●ココナッツオイル
タイの街中で絞りたてのオレンジジュースが売られていると思いますが、臭いは100%あのオレンジの臭いです。
オレンジ色の液体ですが、肌についても色が付いたという感じがしません。
使用方法は、絆創膏の表面全体になじませて5~10秒待ってから剥がすだけだそうです。
例えば、、、
すねに産毛が生えている方などがすねの絆創膏を剥がす時とか。。。痛そうですよね。
そうそう、ワンちゃん猫ちゃんにもお勧めだそうです。
・・・ 余談ですが

絆創膏類の種類多いですね。(当店の品揃えは少ないほうですが)

「かわいい」大好きなタイ人に人気の「ハローキティー」プラスター
2015.09.08 / Top↑
今年のバンコクは雨が少ないです。
洪水になるほど一気に雨が降る事もありますがそれもまれで、日中はかなり日差しが強いと思います。
日傘を差して日よけをすればかなり楽に外を歩く事もできますが、人ごみの中では日傘をさすことも一苦労です。
さて、日よけ=サンスクリーンのご紹介です。
タイでは普通でも日差しがかなり強いので、たくさんのサンスクリーン商品が流通しており、当店でも数種類並んでいます。
その中からのご紹介です。
ここに負けず日差しが強いオーストラリア生まれのサンスクリーンクリームです。
この商品はオーストラリアのキャンサーカウンシル(Cancer Council) という癌調査をしている団体が販売しているもので、当店の薬剤師の話では、“肌が弱くて日焼け止めで肌のトラブルが出てしまう人でも使える” という事です。
何でも、彼女の身内がその「肌の弱い人」なのだそうです。
ブルーの Ultra Face SPF 50+Sunscreen
グリーンの Sencitive Moisturising Sunscreen SPF50+
両方とも SPF50、 PA++++ ですが、グリーンは 『パラベンと香料フリー』 との記載があります。
パラベンフリーということは防腐剤が入っていないという事。
更にグリーンの方はアロエベラ配合です。
ところが。。。
パラベンが入っていようがいまいが、両方とも開封後の使用期限は「18ヶ月」との記載があり、
ちょっと「???」
じゃあ違いは何なのだ?
ということで確認してみましたが、とにかく肌が弱い人やアレルギー体質の方にはグリーンの「Sensitive センシティブ」をお勧めするとの事。
ちなみにこちらの商品の耐水時間は4時間だそうです。
海やプールに入ったら4時間ごとに塗りましょう。

2015.09.03 / Top↑
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