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暑い日が続きますね。
この時期は暑いとわかっていても、「暑い、暑い」と無意味にぼやいてしまいます。

外がこれだけ暑いと少し冷房が効いたくらいでは涼しいと感じず、どうしても冷房が強くなり、汗をかいた後に体を冷やす。。。これを繰り返して、結果として”風邪をひくことが多くなる”わけです。
わかっていてもやってしまうのです。
というか、暑くて眠れないので眠るために冷房を入れっぱなしにして寝て、そんな毎日の中、ちょっと体力が落ちたりすると風邪にやられてしまうという感じです。

昨夜から、急に喉に痛みを感じ始めました。
今朝も相変わらず痛くて、喉以外に症状はありませんが喉の痛みが出たら危険信号です。

ということで早速薬剤師に相談しました。
勧められたのは、タイでは定番のイギリスの喉飴『Strepsils』
たくさん種類がありますね。
以前からこの種類の各違いに興味を持っていましたので、この機にちょっと調べてみました。
まずは私が購入した3種類から

① 病院に行って、よく私が処方されるブルーのDry Cough Lozenges
乾いた咳が出ている時ですね。
はっきり言って味は、思い切り『まずい』と思います。薬っぽい苦さ。
これには”デキストロメトルファン”という薬成分が入っていて、鎮痛、鎮咳の作用があります。
4時間置きになめる。

② 濃いブルーの小さ目のパッケージ、Maxipluzz
ジクロベンジルアルコール、アミルメタクレゾール、リドカインという薬剤が入っています。消炎、鎮痛作用。リドカインって皮膚麻酔や歯の痛みを止める薬剤などに使用されている薬剤で、局所麻酔などによく使用されているものです。これを喉飴に入れてあるってすごい。
味は強いメントールで、強めのミントを口にしているような感じです。舌にピリピリと感じるのがリドカインのせいかしら?
毎2~3時間に1粒、1日に8粒までが限度となっています。

③ ワインカラー(というのでしょうか?)のMaxpro
1つだけ薬剤師管理の棚の中にありました。
フルルビプロフェンという薬剤が使われています。これは非ステロイド系の抗炎症剤で、鎮痛・消炎に利用されます。日本の情報を見るとテープ類などの貼り薬によく使用されているようです。
これまた、これを喉飴に使ってしまうってすごい。
3~6時間置きに1粒、1日の限度数は5粒。
味はHoney & Lemonで、個人的には①や②に比べて全然おいしい。薬っぽくない。

今回はこの3種類で喉の症状が治まるか試してみようと思います。

上記①~③は私自身が購入したものですがStrepsils(ストレプシルズ)の種類はこれだけではありません。
●アンブロキソールという成分を配合した去痰用のChesty Cough Lonzenges
1日3回、1回1粒 10歳~服用可能
●ビタミンCを配合したオレンジ
2~3時間おき 6歳~
●ハニーレモン
2~3時間おき 6歳~
●ノンシュガーのシトラス
2~3時間おき 6歳~

薬剤の成分にアレルギーがある方もいらっしゃると思います。
いろいろあって混乱しやすいので、『その時の症状にあったもの』と『その使用方法』はご購入の際に薬局で聞いて頂いた方がよいと思います。

Strepsils4 
非ステロイド系の抗炎症剤
Strepsils2
左が乾いた咳用、右が去痰
Strepsils3
リドカイン入り、つよ~いメントール
Strepsils1
上からハニーレモン、オレンジ+ビタミンC、ノンシュガーのシトラス





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2016.04.27 / Top↑

当店で取扱いのない商品の紹介です。
スタッフに怒られそうですが (苦笑)

シラガゾメ

コレ、よく見かけることはありませんか?

セブンイレブン、路上や市場、Max Value などなど。
値段はまちまちですが、70~80バーツくらいで売っています。

個人的な話ですが、海外に住む友人から定期的に「送って」と頼まれます。

少し前に某所で、その友人の為ににこれを購入しようとしていた時の話です。
私が商品棚の前に到着した際、この商品を手にとってずっと眺めている女性がおりました。

私がこれを手にとってその場を去ろうとした瞬間、
「すみません、これはどのように使用するのでしょうか?」と英語で話しかけられました。
中国系の方でした。

それで気づいたのですが、この商品には英語の使用方法の記載がありません。

そういえば、私の外国に住む友人(複数)には私が説明をしたのだっけ。。。

一見、ちょっと怪しい品物に見えますが、
実はかなり優れものです。。。。と私的に思っています。

ヘナ、セサミオイル、ツルドクダミの根が主成分で、ツルドクダミは漢方では何首烏(かしゅう)と呼ばれ、白髪専用のシャンプーやローションにも使用されていますね。

全くの天然成分というわけではなく、それなりにケミカル成分も混ざっています。
それが良いのかどうかわかりませんが、とにかくそのおかげで使用感が良くなっているのは確かですね。

≪使用方法≫
・洗髪を済ませ、軽く水気を取ります。
・液を混ぜ合わせる容器を用意します。使い捨てビニール手袋が商品についています。
・2種類の液を容器に入れてよく混ぜます。
・混ぜた液を髪の毛の根元の方から塗布し、頭全体に塗るようにします。
・シャンプーをするようにマッサージをすると泡が立ってきます。
・髪全体によくなじませたら5~10分程度置きます。(私はシャワーキャップを利用しています)
・最後に洗髪して液をよく洗い流し、トリートメントをして終わり。

頭への液の塗布方法は、要は根元までちゃんと行き渡ればよいので適当です。
洗髪の「頭皮もよく洗う」というのと同じ要領だと思います。

さて、仕上がりですが、

セサミオイルのせいか、髪の毛の艶もよくなる気がします。

友人の話では、「頭皮が痛くならない」とのこと。
私自身は普通のカラーリングをしても頭皮が痛くなる事がないので、この辺は「聞いた話」としてご紹介いたします。

自分で毛染めをする時は後ろの方などはうまく出来ないか、めんどうになって省略してしまうので、
この、シャンプーだかトリートメントだかという方法は非常に楽です。

色は3色あるのですが、ライトブラウンは染まりが悪かった記憶があります。

2016.04.21 / Top↑

タイのフリー誌 「Arche+」さんに取材をして頂きました。

美白特集という事で、日焼け止めやスキンケア商品をご紹介させて頂きました。

     ArcheApril2016


薬局からの商品紹介なので、「あまり身近ではないのでは?」と心配しましたが、
お隣のページで美容ブロガーのUさんがレチンAクリームの紹介をされていましたので、「知っている方は知っていらっしゃるのだ」とちょっと安心しました。

このレチンA、
欧米では結構一般的なようです。
日本では皮膚科で処方され、ハイドロキシノンと一緒に治療に使用されている例が多いようです。

レチンAのようなトレチノインクリームを使用する際は薬品によって塗布した部分の肌が極度に乾燥するので、とにかく乾燥をさせないようにする事が重要なのですが、何を使ったらよいのか?という課題が出てきます。
クリームを使用する前にオイル系のものを使うとクリームが肌に吸収されなくなってしまうそうなので、保湿剤に使用するクリームについては確認が必要です。

雑誌には 『ご注意』 という一言を加えて頂きましたが、
医薬品の取扱いにはくれぐれもご注意下さい。


2016.04.19 / Top↑

日差しも強いし、溶けるような暑さだし、いよいよ来週はソンクラーンです。
今年は水不足なので政府が「出来る限りの節水を!」と呼びかけてはいますが、
そういった事を気にする人は大体「出国組み」(休みを利用して旅行に行ってしまう人々)ではないでしょうか??

ところで日焼け止めの話題です。
以前にもいくつかご紹介をさせて頂きましたが、今回はオーガニックのものをひとつ。
入荷したてホヤホヤです。

米国のメーカー

「バジャー(Badger)」のサンスクリーンモイスチャライザーSPF30 です。
(Made in Canadaですが)

無香料とラベンダーの香りがあります。

主成分は酸化亜鉛で、それ以外にはひまわり油、ミツロウ、シーバックソーンCO2 (海ぶどうを連想させるようなオレンジ色の木の実)など。酸化亜鉛は「非ナノ」と明記があります。

「ナノ=ナノテクノロジー」
近年では“Nanoなんとか ”。。。と名乗る商品が五万とありますが、
正直、私はあまりその辺が理解できていません。

化粧品などに対する「ナノ化」は物質の粒子を細かくするので肌の吸収がよくなるらしいのですが・・・

とにかく、良い事だけではなく良くない場合も少なくないようで、
それでこの商品には「非ナノ酸化亜鉛」との記載があります。

植物の油にはサンスクリーン作用があるので、ひまわり油、ミツロウ、シーバックソーンCO2 などを混ぜているんですね。

さて、使い心地ですが。。。

白いクリームでかなり固めです。

手に塗ってみたところ、最初は真っ白でしたが、よく塗りこんでみたら白い色はきれいに消えました。
全く『サラリ』という感じではありません。

「サンオイルを塗りました」という感じに近いような。。。

しかしながら上から粉おしろいなどで抑えてしまえば問題はないようです。


米国でオーガニック100%の認証を受けていて、98%オーガニック成分であることも謳っていますので、オーガニック派の方には嬉しい商品ではないでしょうか?
反して、それほど成分にこだわりがない方には高くて使いづらいものかもしれないですね。

Badger

タイ国内でのメーカープライスはB1,350だそうです。
当店では40%以上のディスカウントでプロモーションしています。


2016.04.07 / Top↑