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以前「当帰トウキ)」の含まれるサプリメントをご紹介させて頂きました。

精力のつく自然サプリメント 

女性、40歳からのサプリメント


女性にとって非常に有益なハーブです。

中国、韓国、日本はもとより、西洋でも”Angelica Acutiloba”という名前でハーブサプリメントが作られています。


そしてタイでも。

タイ語では 「ตังกุย ( Dong Quai )」や、「โกฐหัวบัว」又は「ชวงเกียง」と表示が見られます。

そしてこのタイ語を調べてみると、

日本語では「川芎(センキュウ)」「当帰(トウキ)」、

英語では「ชวงเกียง」が「Chuan Xiong(Szechuan Lovage Root)」で「โกฐเชียง」は Dong Quai (Chinese Angelica Root) だったり、又はどちらでも同じように記載されていたりと、2種類の生薬の区別があまりなされていないようです。

私も生薬には詳しくないので更に調べてみましたところ、タイ語では単純に「同じもの」と言われてしまったものの、実際には「Dong Quai=トウキ」「Chuan Xiong=センキュウ」と同じセリ科の植物であれど、違う生薬のようですね。

いずれも血行を良くして体を温め、冷え性やめまい、耳鳴りを改善する働きがあるとのことです。


タイ製品の場合は恐らく同じものを使用していて、外国語表記のみが混乱しているような感じです。


更に、これらの薬草は女性のためのタイハーブ薬にはよく使用されています。


上記の効能以外に、貧血や月経不順、月経痛などの生理時の不調に効果あり!との事。

下記はレトロなパッケージでタイ語と中国語しかない液体のお薬。

常に店頭に並んでいて、価格が価格だからか?

それなりに出る商品です。


トウキ3種 


こちらの2種類は裏が中国語

トウキ中国語


本来の使用用途は「月経不順」なんだそうです。

人によって生理痛の際にも服用するらしいのですが、血流が良くなって出血が増えるそうなので、その点は注意しないといけないですね。タイ人女性は通常の出血量が少ない人が多いとのことで、「悪い血が排出されず、体に良くない」という理由で出血を増量させるために服用することもあるらしいです。

人種変われば、体の作りも考え方も違いますね。



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2016.06.21 / Top↑
以前「子供用シャンプーのようなパッケージの熱さまし」をご紹介させて頂いたことがありますが、その商品が置かれている棚には何やら謎の商品が目に付きます。
レトロなパッケージにタイ語や中国語、アラビア語(のような)、ラオス語(のような)読めない言語が見られます。
何の薬なのか、販売側にいてもさっぱりわかりません。
「さっぱりわかりません」で済ましていることも出来ないので、少しずつでも勉強をしております。

さて、それではその中からの商品ご紹介です。

まずはハーブで解熱をするカプセルから。

Kool Capp

この商品のパッケージには英語の記載もあるので簡単です。
成分はディノスポラ、ショウヨウダイオウ、オオバコ、ダイダイ
外箱に英語とイラストがあるのでわかり易いです。

1日2回、1回2カプセル
店頭で「通常、どの程度飲めば熱が引くの?」と聞いたところ、2日くらい飲めばOKとのことでしたが、「西洋薬であれば2日も要らないのに」と思いつつも、絶対に薬(西洋薬)は飲みたくないという方も少なくないのが現実です。

ついでに上記の各成分について改めて調べてみました。
ディノスポラは尿酸値を下げるという事でサプリメントが販売されているのは知っていました。糖尿、痛風がある方などが日常的に服用しているようです。また、これはある種の皮膚病にも一役買っているようです。

ショウヨウダイオウは、漢方薬では消炎、止血、便秘薬などに配合されています。

オオバコ。。。ダイエットでも知名度ありますね。ダイエットの場合は豊富に含まれる食物繊維に焦点を当てているわけですが、漢方薬では主に咳止めや下痢止め、消炎、痰きり、利尿に関するお薬に配合されているようです。

そして「ダイダイ」
ウンシュウミカンもこのダイダイの種類だそうです。ウンシュウミカンと言えば、お店にウンシュウミカンのサプリメントが置いてあって、ちょっと珍しいなと思っていました。そのサプリメントは美肌のためらしいのですが、漢方的な効能を調べると「自律神経の緊張を制御して痰を散らす作用、胃腸、食欲増進、急性胃腸炎や細菌性下痢の治療などにも使われる」そうです。

お風呂に入れると肩こり、腰痛、肌荒れ、疲労回復に効果があるらしく、まるで温泉効果ですね。

それから面白いなと思ったのが、このダイダイの果肉からガーゼで汁を絞ったり煮出して煎じたりした果汁を頭皮に塗りこむとフケや抜け毛防止になるそうですが・・・

本当かな?

いずれにしても、上記の4種類を配合したら「解熱剤」
ハーブの力は底知れず。


   KoolCapp


    KoolCappB







2016.06.17 / Top↑

薬局のつるし棚に何故かサングラスがぶら下がっております。

絆創膏などでおなじみのメーカー『3M』から入荷しました。

形は「ターミネーター?」

アーノルドシュワルツネッガーさん御用達。。。といった感じのデザイン。

強化ガラス製でUVカット99.9%、

それで価格は160バーツしない

お手ごろ価格でしっかり目を保護!という感じの商品で、

これは「買い!!」と思ったのですが・・・


サングラス 


これにはオチが付いてきました。

別のアングルから見てみると、カーブが大きいですね。

サングラス横 


どう考えても西洋人仕様で、

購入したタイ人のお客様から
「鼻によく引っかからないのですぐ落ちてくる」とのご報告を頂きました。

メーカーはタイ人マーケット向けに販売を始めたはずなのですけれど(苦笑)



2016.06.13 / Top↑

少し前に友人から「タイで赤外線カットが出来る日焼け止めは手に入る?」と聞かれて、赤外線が肌に与えるダメージについて調べた事があります。

日焼け止めというとまず「紫外線カット」が頭に浮かびますが、実は赤外線もかなり影響をもたらすようなのですね。日本語でこのキーワードで検索をするとたくさん出てきます。

太陽光の赤外線は紫外線より肌の奥まで到達してしまうので、メラニンを増加させたりコラーゲンを減少させたりする原因になるのは紫外線より赤外線の方が強いとの事。
肌をきれいにする美顔器などには赤外線が使われていることが多いので考えたことはありませんが、自然の太陽光の赤外線はそれとは異なるのだそうです。

確かに製品を調べてみると、大手化粧品メーカーなどから出ている最近の日焼け止めには「赤外線カット」を謳ったものが増えています。

先日の取材で使用した Heliocare の『360°』 というシリーズの日焼け止めは、
UVA   紫外線A波
UVB   紫外線B波
HEvis   可視光線
IR-A   赤外線A波

これらの光線をカットするとされています。

UVB では肌が赤くなったり水ぶくれが出来たりする、一番わかりやすい日焼けの原因を作る光線です。UVAはUVBのように「日焼け」の状態が出てきづらいのですが、ジワジワ~っと少しずつ悪さを働いて、シミやしわなどを作る原因です。

可視光線は目に見える光で、私は過去に何度かこれでアレルギーを起こしたことがあります。可視光線で蕁麻疹が出来たり痒くなったりします。「焼ける」というより、その場ですぐに、皮膚にこういった反応を起こさせる原因になるそうです。

そして赤外線です。
奥深くまで到達してしまうので、筋肉や血管の老化の原因を作るので、最近では「一番老化を早める要因」と言われています。

赤外線カットの日焼け止めもいろいろと販売されていますので、日焼けに注意されている方は、是非赤外線カットもお気にとめて下さいね。

私が手にしたのは Heliocare の『360°』 の gel oil-free です。
ドライタッチなので、塗っている際は他のサンスクリーン同様「脂っぽい?」と思ったのですが、あっという間に乾きました。香りもよく、塗った後もまるで塗った感じがしない軽さです。

ついでにタイ人スタッフの手に塗ってあげましたところ、
タイ人お決まりの「おほぉ~!!」という声が上がり(笑)
「さすが高いだけのものはあるね!肌の表面が潤っている感じもする。」との感想でした。

Heliocare Gel Heliocare Gel2










2016.06.06 / Top↑
胃や腸、ガスが溜まる。。。についてのお薬やサプリメントは度々ご紹介をさせて頂いておりますが、またまたガス抜きの商品のご紹介です。

私自身、最近お腹の張りが気になっておりまして(苦笑)

ご紹介させて頂くのはガス抜きのお薬、
「GoGaz」

かなり前にご紹介させて頂きました、
比較的手軽に手に入るチュアブル錠 「Air-X」 と同じ成分のお薬です。

違うのはAir-Xが ジメチコン80mg というのに対して、こちらはジメチコン200mgと強力なところで、同じ成分でも強さが違うので、Air-Xは顧客が自分で取れる棚位置に、GoGazは薬剤師責任範囲の棚に置かれています。

以前のAir-Xの記事では「ジメチコン」という成分名を記載しなかったので、ここで改めて触れる事に致します。ジメチコンは胃や腸内に溜まってしまったガスを破裂させて体内に排出しやすくするので、お腹が張っている時などに重宝します。
病院ではレントゲン前などに使用されることが多いとの事です。

ジメチコンは「ジメチルポリシロキサン」と記載されることもありますが、同じ成分との事。
医療用シリコンオイルなのだそうです。
シリコンオイルと聞くとまずヘアケア製品を思い浮かべますが、医療用のものとその他で違うものなので怖くないですよ。

日本のお薬では、「ガスピタン」や「ラッパ整腸薬BF」などの市販薬、成分表示は「ジメチルポリシロキサン」と表示されていますが同じ成分です。
ガスピタンではジメルチルポリシロキサンが180mgとありますので、このGoGazは少し大目でも大体同じ容量になりますね。

パッケージの表側は英語表記なれど、裏の成分や使用方法などが全てタイ語になっているので、こちらでご紹介させて頂きました。
用法:1日1~2回、1回1カプセルを食後に服用です。



GoGaz  









2016.06.03 / Top↑