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先月、BITECで行われたコスメ関係の展示会「In-Cosmetics Asia」に行って来ました。この展示会はどちらかというと原材料や製造機器がメインの展示会ですが、それでも興味深いものに出会うことも少なくありません。

多国籍の企業がブースを並べる中、やはり中国や韓国の業者が目立ちました。
主に外用品(スキンケアーやコスメ)の材料が多かったのですが、少数でもサプリメントの原材料もありました。

その中で気になったのが「プラセンタ」
最近、「マリーンプラセンタ」という商品も増えてきて、タイではインターネットなどでも販売されています。マリーンプラセンタはサーモンから取れるらしいのですが・・・魚に胎盤があるわけはなく・・・

まず「イクラ」を思い浮かべて下さい。
イクラの表面は卵巣膜と呼ばれる膜で覆われており、この成分が哺乳類の胎盤に近いのだそうです。
「マリーンコラーゲン」というコラーゲン製品があるように、哺乳類の胎盤にはないエラスチンが含まれているため、お肌若返りには効果的だとのことですが、反面、哺乳類の胎盤に含まれる「成長因子」が含まれていないので「マリーンコラーゲン」の方が良いと言えるわけではないとのこと。
成長因子は細胞分裂を活性化させる要素なので、アンチエイジング目的では欲しいですね。

馬の胎盤は希少なのでお値段高め。
羊は馬よりだいぶお手ごろで、成分が人間の胎盤に近いのだそうです。
豚はもっとお手ごろですがあまり見かけません。人気が低いのかもしれません。

プラセンタは更年期障害の症状を緩和させてくれるとのことで、近年ではホルモン治療の代替として人気が出てきているようで、日本でも愛用者は増えています。
特に、ホルモンバランスの崩れによる薄毛とか肌の老化とか・・・

しかし!
タイのFDAでは登録されたプラセンタサプリメントはありません。
店頭では基本、売っておりません。

「マリーンプラセンタ」は上記の通り別物なので、いくつか登録されています。

FDAの認可を受けていないものなのに、タイ人向けのインターネット通販では羊プラセンタカプセルはたくさん出てきます。
どの商品もタイより基準の厳しいオーストラリアやニュージーランドのギャランティー付です。

何故にタイのFDAは拒否するのか?
不思議ですね。

恐らく、タイFDAの意図は「自己責任で」という事なのでしょう。

いつもの事ですが、
私、プラセンタの効果に興味シンシンなので、
通販でひとつ購入してみました。

100カプセル入り
1日1カプセルなので約3か月分

オーストラリア製で、カプセルが・・・巨大 w(゚o゚)w

Sheep Placenta 

いくつか見つけた中で一番安かったメーカーのものです。
しかしながら、成分やカプセルの状態を見ると、「もしかして製造元は同じ?」

店頭では販売しませんが、
ご興味のある方には入手先をお知らせしますので、お問合せくださいませ。
(アメリカ製のカプセルくらいの大きさなので、飲み込む自信のある方限定です)


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2016.11.30 / Top↑
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